大使館事務員の求人

大使館の事務員として働きたい人が、求人情報を入手する方法をまとめてみました。元々、求人枠が少なく、公募されたら募集が殺到します。大使館によっては、めぼしい人がみつかった時点で、早々に求人をクローズしてしまうこともあります。

 

アンテナを張り巡らせて、いちはやく求人情報を入手することを心がけてください。

 

大使館事務員の求人

 

1:大使館公式サイト

大使館によっては、公式サイト内に現地スタッフの採用ページを設けています。日本と関わりが深いアジア、西欧、北米の大使館であれば、まず確実です。求人が発生するたびに掲載されるので、定期的にチェックするようにしましょう。

 

Twitterをおこなっている大使館であれば、こちらで流されることもあるので、あわせてチェックです。

 

また、大使館と関わりがある民間団体でおいて、求人情報が公開されることもあります。韓国の民団大阪、スペインのセルバンテス文化センターなどが一例です。こういった団体のサイトも要チェックです。

 

2:Japan TImes

英字新聞、Japan Timesの月曜版に掲載される求人広告欄に、各国大使館の求人情報が掲載されることがあります。インターネットが普及する前には、唯一といっていいほどの鉄板の媒体でした。

 

今も、掲載される確率は高いので、こちらも要チェックです。Japan TImesの求人サイトもあるのですが、こちらよりは紙媒体のほうが掲載確率は高いです。

 

3:ハローワーク

品川のハローワークは、隠れた情報源です。各国大使館の求人情報が集まっています。大半が事務員や秘書といった職種の求人なので、事務の仕事を探している人にはピッタリです。

 

4:コネ

大使館の現地スタッフというのは、人づてで採用されるケースが少なくありません。大使館職員の家族や友人、知人に声をかけるといった形になるので、人とのつながりを作れるかどうかというのは、大きな要素となってきます。大使館主催のイベントに参加するなどして、積極的に人脈を作りましょう。

 

5:民間の転職エージェント

民間の転職エージェント経由で、求人がかかることもあります。語学が必要とされる仕事の転職支援に強いエージェントに登録しておけば、大使館の求人が発生した時に、優先的に教えてもらえるので登録しておくことをオススメします。

 

正直なところ、かなり厳しいです

 

こうやって大使館の求人情報を入手する方法をお伝えしてきましたが、現実的な話をすると、大使館で働く機会を得るというのは、非常に厳しいです。

 

採用枠が圧倒的に少ないためです。語学を活かしたい、自分が好きな国と関わる仕事がしたいなど、大使館で働きたいと思う理由は色々あると思いますが、違う形で実現させる可能性も模索したほうがいいです。

 

カナダが好きなので、カナダ大使館で働きたいというのであれば、カナダに進出している日系企業の求人を探してみるといった感じです。このほうが現実的です。