大使館で採用されるためには、どんな要素が必要なのでしょうか?
この二つが必須なのは当たり前ですが、求人に申し込みぐらいの人材であれば、誰もが、この要素は満たしています。
それにも関わらず、採用される人とそうでない人がいるわけです。両者の違いは何なのでしょうか?
決して、偶然ではなく選ばれる人には、それだけの理由があります。
このページでは大使館に採用される人材に共通する特徴をまとめてみます。
大使館勤務に求められる5つの特徴
1:積極的
積極性というのはビジネスマンに求められる能力として最たるものです。こと仕事の場においては、奥ゆかしさ・つつましさというのは好ましいものではありません。
日本であればまだしも、外国では完全にNGです。勤務意欲にかけるとも判断されかねません。
少しくらい失敗してもいいから、どんどん自分から行動してみるぐらいの感覚が必要です。
もちろん、業務によってはセンシティブな対応が求められるものもあるので、あくまでもここは心構え・姿勢の問題ということで読み取って頂ければと思います。
『この職場に貢献するぞ!』という意志を持って、積極的に動くということですね。
2:コミュニケーション好き
日本と比較すると、どの国も対話でのコミュニケーションを重視します。自分の考え・意見をキチンと伝えられる能力は必須です。
そうでないと、『何を考えているのか分からない』というおきまりの日本人になってしまいますし、これでは採用されることもないでしょう。
そういった意味で話し好き、人好きといったタイプでないと、大使館で働くのは、ちょっと厳しいかもしれないですね。
3:考え方が柔軟
大使館で働くというのは、自分とは違う習慣・文化を持つ人達のなかに入って、一緒に仕事をするということです。
当然、仕事の進め方、業務スタイルも日本人とは違いますが、スムーズに対応することが出来なければ、働くことは出来ません。
自分と違うことを素直に受け入れられる柔軟性が求められます。
4:自発的に仕事が出来る
積極的という特質とかぶるのですが、指示待ち人間のようなタイプは大使館勤務に向いていません。
自分からイニシアティブをとって、仕事を作り上げていくぐらいの姿勢で取り組むのが大切です。
5:性格が図太い
大使館という職場は、今まであなたが過ごしてきた空間とはかなり異色のものです。慣れない場所ですから、ストレスを感じやすくなります。そこで重要になってくるのは、そのストレスに耐えうるだけの力があるかどうかです。
性格的な強さが求められるといえます。
性格的特徴は努力次第で、いくらでも磨けるもの
以上の5つとなります。いずれも性格・人間性に関するものとなりますが、努力次第で身につけられることでもあります。
ぜひ、こういった特性を磨くための努力を積極的に行ってください。諦めないことが大切です。