スイス大使館の求人

スイス大使館の求人情報を探す時に、最も頼りになる情報源はJapan Timesです。月曜日の求人広告欄は、大使館御用達の媒体であり、各国大使館の求人情報が掲載されています。ただし、大使館の求人というのは、不定期で発生するものであり、アメリカやイギリス、韓国といったスタッフ数が多い大使館であればともかく、スイス大使館はこじんまりとした小所帯なので、滅多に募集がかかることはありません。

 

スイス大使館の求人

 

1年1回、求人が出ればいいほうなので、そのことは念頭に入れて、定期的に広告欄に目を通すことを心がけてください。ちなみに、Web版も存在します。本誌とWeb版では掲載されている内容が違うので、両者を同時にチェックすることをオススメします。

●Japan Times Jobs
https://job.japantimes.com/

 

スイス人のコミュニティに属する

スイス大使館のように、現地スタッフの募集が滅多にかからない場合、採用体制が整っていないことも多く、その場合、口コミや人づてで働いてくれそうな人を探すケースも珍しくありません。大使館の家族やその友人つながり、大使館とコネクションが強いコミュニティ団体やサークル、語学学校などに声をかけるといったものです。

 

簡単には内輪のなかで探すということになりますが、そのため、常日頃から何らかの形でスイス人のコミュニティと接しているかどうかで、求人情報を得るチャンスが変わってきます。遠回りのやりかたではありますが、『急がば回れ』の発想で、ぜひこんなことも取り入れてみてください。

 

より直接的に行動するのであれば、スイス大使館に自分を雇ってもらえないかどうか、直接聞いてみるといった選択肢もあります。

 

スイス大使館で働くのは難しい

率直にいえば、スイス大使館で仕事に就くのは相当に難しいです。無理と断言しても言い過ぎではないくらいです。そもそもの採用枠が少ないですし、仮に求人がみつかったとしても、募集数1~2人のところで、大勢の人が申し込むことになるので、競争も激しくなります。(大使館で働きたいという人は、実はかなり存在します。)

 

また、採用が決まったとしても、パートタイムや期間限定の契約社員のような形になる可能性が高いので、仕事ということで現実的な目線で見た場合、自分のキャリアにとってどれだけプラスというのは、よくよく検討すべきこととなります。(主婦がパートで働くといったことであればいいと思いますが・・・)

 

スイスという国が大好きで、この国に関わる形で仕事がしたいということであれば、スイス資本の会社や、スイスと取引をしている日系企業を探して就職するというほうが速いです。是非、こんなことも考えてみてください。

 

なお、大使館という場所で働いてみたいということであれば、先ほども少し触れましたが、アメリカやイギリス、韓国のように高い頻度で現地スタッフを募集している大使館も存在します。フルタイムの仕事も多いので、国にこだわりがないということであれば、こういった大使館の求人をあたってみるという方法もアリです。